ガンプラの現キット1/100相当のフリーダムガンダムにはバージョン違いが3つあるが、その違いを主にスタイルを比較しながら解説。どちらが好みか、どちらを買おうか、悩んでいる人は必見だ。

因みにこの記事では、各キットを以下の略称で呼んでいる。
1/100SEED 1/100シリーズNo.7のフリーダムガンダム
MG1MG Ver.1.0のフリーダムガンダム
MG2MG Ver.2.0のフリーダムガンダム

全体的な印象

1/100 全体
MG1 全体
MG2 全体

1/100:頭部は若干大きめ。腕部が大きめ太めで長め。胴部が短め。翼が小さく、背部スカートが太めで短め。足首より下は大きい。
MG1:現代的なスタイルでほっそりでスマート。ウイングは大きく長い。レールガンが太め。
MG2:現代的スタイルを極限まで追求していて、ディテールもかなり凝った過剰なくらいの入れ具合で細かく入り情報量が多く、エッジがシャープ。ウイングは大きく長い。キャノンのデザインが他2体と大きく異なってなど、全体的にデザインおよびディテールが大幅に修正されている。

成型色の比較

1/100:襟、胸部ダクト、レールガンが淡いブルーグレー。銃の青色部分の色分けはシール対応。
MG1:1/100に同じ配色。銃の青色部分の色分けはシール対応。
MG2:襟、胸部ダクト、レールガンがニュートラルグレー。銃の青色部分の色分けは成型色。

各部形状の比較

1/100 頭部・肩部・腕部・胴部
MG1 頭部・肩部・腕部・胴部
MG2 頭部・肩部・腕部・胴部

頭部

1/100:若干大きめで面長気味。サイドの色分けはなされていない。
MG1:バランスの良いサイズで丸顔気味。サイドの色分けは無し。
MG2:小さめで面長でサイドの色分けあり。アンテナが非常に長い。

胴部

1/100:短い。
MG1:長く、1/100と同じ太さ。
MG2:長くかなり細い。ダクトのの形状が他2体と異なる。胸部センサーの小さな先端まで成型色で色分けされている。

肩部・腕部

1/100 右腕
MG1 右腕
MG2 右腕

1/100:肘は一重関節。腕が全体的に太く長めで拳が大きめ。
MG1:腕は若干細め。
MG2:腕は若干細め。

シールド

1/100 シールド
MG1 シールド
MG2 シールド

3体とも色分けは同じで完璧。MG2の形状が他2体とデザインが異なる(覗き穴など)。

ウイング

1/100 ウイング
MG1 ウイング
MG2 ウイング
1/100 キャノン
MG1 キャノン
MG2 キャノン

1/100:翼が小さく短い。色分割なし。キャノンの赤部分の色分けもなし。
MG1:翼は大きく長い。色分け完璧。
MG2:翼は長く大きい。色分け完璧。新たに追加されたディテールもある。キャノンのデザインが他2体と大きく異なっており、伸縮可能な機構も加わっている。メインブースターのデザインも全く異なったデザインに変更されている。

脚部

1/100 脚部
MG1 脚部
MG2 脚部

1/100:太くがっしりしている。足首より下もデカイ。
MG1:細くスッキリ。足首より下は細いが長い。
MG2:細くスッキリ。足首より下も細く小さい。

おすすめは…

MG2 フルバースト

好みはMG2版。
スタイルやデザイン、ディテールが大幅に見直され変更されて、情報量が凄まじく増やされメチャクチャカッコいいんです。
箱絵共々オススメの一品です。

MG2のバックスカートには形式番号が刻印されているのね。

逆に、この変更が好きでない人がいるかも知れない。そんな方は、あっさりスッキリしたMG1がオススメ。

MG1はあっさりスッキリしたスタイル