ユニコーンガンダムのビームマグナムを使用するため、右腕を交換式に設定されたシルヴァ・バレトの改良機。
右腕を交換式にするのではなく、とあるルートからユニコーンの右腕の設計図を入手し、シルヴァ・バレトの右腕をユニコーンのそれに変更した機体、という別設定が頭に浮かんだ。
そうしたら交換用右腕や換装ギミックは不要になり、その分機動力増強用のバーニア、スラスター、プロペラントタンクなどや、武装強化としてシルヴァ・バレトの肩部ビーム・キャノン及びシールド・メガ・ランチャーも装備できるし。
以上のような妄想が頭の中で形になったので、では実際に「俺設定」として考えてみて、その後模型を組み立ててしまおうと思った次第。
では先に、設定を考えていくことにする。
俺設定での機体名
まず、「シルヴァ・バレト・サプレッサー」まではそのままに、俺設定用の名称を追加することにする。
武装や装備を大幅増強し、そこまで必要かという程増し増しにしたいので、「余剰」とか「過剰」という意味の「surplus」に仮決定する。
で、俺設定機体名は「シルヴァ・バレト・サプレッサー[サープラス](アルファ版)」(英語表記「Silver Bullet Suppressor [Surplus] α」)とする。
武装および装備増強の設定
以下に、各設定を記述していく。
右腕
「ユニコーンガンダムのビーム・マグナムを支障なく全弾射撃出来るように、右腕をユニコーンのそれに換装。ユニコーン腕部の設計図をとあるルートから入手し、サイコフレームとデストロイモードへの変形ギミックをオミットしたものに再設計。腕に装着のビーム・サーベルは、武装強化の一環としてそのまま残す。」
左腕
「左腕には、シルヴァ・バレトのシールド・メガ・ランチャーを流用し装着。装着箇所を前腕下部から前腕側面に変更。」
バックパック
「バックパックには、シルヴァ・バレトから肩部ビーム・キャノンのみを流用。推進力増強のためバーニアおよびプロペラントタンクを大幅に追加。」
脚部
「脚部スラスターは各脚外側のみなのを、ガンダムMk-Vに先祖還りして各脚内側にも追加。バーニア及びプロペラントタンクを追加装備。」
ビーム・マグナム
「ビーム・マグナムに連射可能Eパックを追加装備。1つのEパック内のエネルギーを1/4ずつにして4連射可能にする。手動にて連射モードか通常モードを選択し射撃する。射撃後のエネルギー装填は、マガジンから通常パックと追加パック問わず空になったパックに自動でされる。追加パックを使用しての射撃は、エネルギー1/4の4連射または全エネルギー射撃が可能。」
その他
「機動力強化のためスラスターを各所に追加装備。」
武装の出力設定
俺設定の武装と出力は以下の通り。
- シールド・メガ・ランチャー:12.4MW又は12.5MW(推定)
- シールド装着2連装ミサイル・ランチャー:2セット
- ビーム・マグナム:21.2MW(推定)
- 肩部ビーム・キャノン:4.2MW
- 対MSミサイル:24発
- ビーム・サーベル:2本(付属;これどこに収納されてるの?)
- ビーム・サーベル:1本(ユニコーン右腕付属)
- 60mm頭部バルカン:2門
肩部ビーム・キャノンの出力値
出力数値の根拠なのだが、まずは肩部ビーム・キャノン。これはドーベン・ウルフのものと同等らしいので、その数値を参照した。
シールド・メガ・ランチャーの出力値
続いては、シールド・メガ・ランチャー。これはドーベン・ウルフのビーム・ランチャーをショートバレル化したものだが、俺設定でそれと同等の出力に再設定されたことにして、その出力値と同じにしたものである。
ビーム・マグナムの出力値
最後に、ビーム・マグナム。
有力な説として、百式が使用したメガ・バズーカ・ランチャーと同等、又は同時代の通常のビームライフルの4倍の出力、らしいのだが、2つとも出力値が設定されていないので不明なのである。(ウィキペディア)
別の説によると、メガ・バズーカ・ランチャーはZZガンダムのダブル・ビーム・ライフルと同等の出力である、とのことで、ダブル・ビーム・ライフルの出力値は10.6×2=21.2MWなので、ビーム・マグナムの出力値は21.2MWであることになる。(ZZガンダム 万能主義の末路 – お陀仏兵器工廠)
他に出力値が見当たらないので、俺設定では21.2MWを採用する。
因みに、歴代のビームライフルの出力値は、
- RX-78-2 ビームライフル:1.9MW
- ガンダムMK-II ビームライフル:2.6MW
- 百式 ビームライフル:2.8MW
- Zガンダム ビームライフル:5.7MW
- リ・ガズィ ビームライフル:3.8MW
- νガンダム ビームライフル:3.8MW
そりゃあ腕壊れるよ。
ビーム・サーベルの収納場所
さて、実は一番困っているのが、ビーム・サーベル2本の収納場所。設定では一応、大腿部に収納とされているが、具体的な箇所が不明なのである。
どこかに詳細な説明がないものだろうか?
模型の仮組み
使用する模型
以上の設定を反映させるために使用する、主になる模型は、HGUCシルヴァ・バレト・サプレッサー。
バックパックに装着する肩部ビーム・キャノンと、左腕に装着するシールド・メガ・ランチャーは、HGUCシルヴァ・バレト。
バックパックは3mm軸での取り付けなので、抜き差しで換装可能。
右腕は、HGUCユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルン[ユニコーンモード]。二の腕と肩とをつなぐパーツは、シルヴァ・バレト用がサプレッサーに余剰パーツとしてあるので、そちらに変更している。これも3mm軸とポリキャップでの接続なので、差し替えだけで換装完了。
左腕には、シルヴァ・バレトのシールド・メガ・ランチャーを流用。
ビーム・マグナムは贅沢にも、RGユニコーンガンダム2号機バンシィ・ノルンから。実は、余ってたのです。RGの方が精度が高いので。
脚部スラスターは、サプレッサーに余剰パーツとしてもう1組揃っているのでそれを換装。バーニアの整流板?を抜いて、追加バーニアとプロペラントタンクを装着。ここはポリキャップで取り付けているので抜き差しだけで対応できた。
追加バーニア及びプロペラントタンクは、コトブキヤのモデリングサポートグッズのメカサプライシリーズから、メカサプライ03プロペラントタンク(角)2セット、メカサプライ04プロペラントタンク(丸)2セット、メカサプライ06ジョイントセットB、メカサプライ10ディテールカバーA。
これらは基本3mm軸対応なので、換装が簡単に可能。
仮組みの結果
以上を使用した結果、こうなりました。
追加装備は、今のところ接着したり追加で穴開けたりなどは一切していない。既存のパーツを取り付けていた穴を使用しているのみ。
当初は簡単改造と称して差し替えのみで行おうとしていたが、改造していくうちに他の箇所にも追加したり変更したりしたい欲求が出てきてしまったので、ここから切ったり貼ったり穴開けたりなどの長い改造作業に入ります。
途中、設定変更や装備追加などもある予定。変更・追加の際は設定も変更していくことにする。
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