1/144に相当するグフおよびその仲間たちは、一般販売分では7体あるかと思う。

この7体を眺めると、1体1体スタイルが異なることに気づく。

全体的な体つきもそうだが、一番気になるのはである。

顔つきが全く異なるのである。

もちろん、顔つきが異なれば、雰囲気も変わる。

そして、グフの漢らしさも変わってくる。

恐らく、グフに求めるのは、眼光鋭い武骨漢臭さ、であろう。

ということで、これら7体の漢気を比較して、どの機体が一番漢らしいか観てみることにする。

全体の比較

HG 第08小隊 グフ・カスタム

細身で、少し貧弱な印象。小振りな感じを抱く。対して肩が大きい。

HG 第08小隊 グフ・カスタム

HG 第08小隊 グフ・フライトタイプ

上半身はHG 第08小隊 グフ・カスタム同様、細身で、少し貧弱な印象。下半身はボリューミーで、全体的にはそれなりにバランスが良い。

HG 第08小隊 グフ・フライトタイプ

HGUC 009 グフ

非常に良いバランス。胴体・腕・脚は太めでマッシブ、無骨さを演出している。また脚は長めの印象を与え、スタイリッシュさも纏う。

HGUC 009 グフ

HGUC 117 グフ・カスタム

みんな大好きなのも頷ける、漢気迸るスタイルの良さ。無骨さとスタイリッシュさを兼ね備えた、奇跡のキット。どのようなポーズを取らせてもキマってしまう。

HGUC 117 グフ・カスタム

HGUC 196 グフ(リヴァイヴ版)

えっと、どうした?!可動はリヴァイヴ版だけあってよく動くが、全体のスタイルは迫力に欠ける。肩が小さめなのに顔が大きめ。胴が長く脚が短い。これじゃないと思うのはオレだけか?
じつは、HGBF グフR35とは顔と脚、武装以外は共通なのである。

HGUC 196 グフ(リヴァイヴ版)

HGTO 004 プロトタイプグフ(戦術実証機)

ジ・オリジン版だけあって、可動域や細部のディテールなどはすばらしい。だが、同幅が太いのが全体のバランスを壊している感じがする。プロトタイプという立ち位置だから比較は酷か。

HGTO 004 プロトタイプグフ(戦術実証機)

HGBF グフR35

顔と脚・武装以外は、HGUC 196 グフ(リヴァイヴ版)と共通。その割に、各種装備が多いからか、全体的に無骨さがあり、漢気を纏っている。方の小ささも気にならない。

HGBF グフR35

顔の比較

HG 第08小隊 グフ・カスタム

全体に対して比較的小さめ。頭頂部は丸みが大きく、モノアイの高さは低めというか薄め。

HG 第08小隊 グフ・カスタム

HG 第08小隊 グフ・フライトタイプ

全体に対して比較的小さめ。頭頂部は丸みが大きく、モノアイの高さは低めというか薄め。HG 第08小隊 グフ・カスタムと共通かと。

HG 第08小隊 グフ・フライトタイプ

HGUC 009 グフ

意外に小さめである。HGUCの最初期のキットなのに。ザクより断然小さい。HG 第08小隊 グフ・カスタムに似たフォルムをしている。

HGUC 009 グフ

HGUC 117 グフ・カスタム

頭頂部が扁平気味で、モノアイの高さが非常に薄い。その分目付き鋭く漢気が増し増しになっている。

HGUC 117 グフ・カスタム

HGUC 196 グフ(リヴァイヴ版)

なんとなく面長。頭頂部が丸く、モノアイの高さが大きく、鼻もヒョットコみたいに長く、太さが段々絞られる感じではなく一定で、まるで象の鼻のよう。HGBF グフR35とは他の箇所は共通だが、顔は別にしている。なぜ?

HGUC 196 グフ(リヴァイヴ版)

HGTO 004 プロトタイプグフ(戦術実証機)

リヴァイヴ版に似ているが、面長な感じはあまりしない。鼻も象の鼻のようだが、リヴァイヴ版ほどではない。

HGTO 004 プロトタイプグフ(戦術実証機)

HGBF グフR35

腕・肩・胴はリヴァイヴ版と共通だと思われるが、なぜか顔は異なる。こちらの方が好みである。HGUC 117 グフ・カスタムに非常に似ているが、微妙に異なる。そのため、目付きが鋭く漢気がある。

HGBF グフR35

おすすめは…

ダントツでHGUC 117 グフ・カスタム

この機体については、以前にも紹介した時もナンバー1に推したほど、まあよく出来た機体であることは周知の事実。
(→惚れ惚れするほどかっこいいおすすめHGガンプラTOP5

HG117 MS-07B-3 グフカスタム

次に来るのは、HGUC 009 グフである。
そう、リヴァイヴ版ではないのである。

HGUC 009 グフ

3番目におすすめなのは、HGBF グフR35である。

HGBF グフR35