1/144に相当するグフおよびその仲間たちの紹介に続いて、1/100相当のグフとその仲間たちを紹介する。

MGのグフおよびその仲間たちは、一般販売分では4体あるかと思う。

この内、Ver.ONE YEAR WAR 0079以外の3体を比較していく。

この3体だが、グフVer.1.0とグフカスタムは、頭部全体と、頭部以外の内部フレームが共通で、出立ちの雰囲気が非常に似ている。

グフVer.2.0は、完全に新規造形で出立ちの雰囲気は全く異なる。

ということで、MGグフについては、全体の出立ちを比較し、どの機体が一番漢らしいか観てみることにする。

MG MS-07B グフ(Ver.1.0)

グフ(Ver.1.0)正面
グフ(Ver.1.0)背面

全体的に締まった身体つきをしており、漢気あるものの、スタイリッシュでもある。出立ちは、ポーズが決まりやすく、ひと目見てカッコいい
2000年製だが、今風なスタイルである。
脚が長く見え、ショルダーアーマーは小振り。
顔立ちは、頭頂部が扁平気味で、モノアイの高さが薄い。その分目付き鋭く漢気が増し増しになっている。鼻もちょうどよい長さである。
成型色がエライ濃い青(濃紺)なのが却って引き締まった感じに見えるかもしれない。

MG MS-07B-3 グフカスタム

グフカスタム 正面
グフカスタム 背面

内部フレームと頭部全体はグフ(Ver.1.0)と共通なので、全体的な身体つきは共通である。外装は胸部・腰部・腕部ともよりマッシブになっている分、無骨さとスタイリッシュさを兼ね備えた、漢気迸るスタイルの良さを持つ。みんな大好きなのも頷ける。
顔立ちは、グフ(Ver.1.0)と同じなので、目付き鋭く漢気増し増しの風貌である。

MG MS-07B グフ Ver2.0

グフ Ver2.0 正面
グフ Ver2.0 背面

全体的に太く大きくなった身体つきをしており、迫力が増しているが、胸部左右の膨らみが無くなっている分、漢気が減っている。
ショルダーアーマーが異様に大きく、腕が若干長めになっている。
頭部は、全体的に大きめで、頭頂部が丸く、モノアイの高さが大きく、鼻も長めで、漢気が減った印象を与える。
アニメ版に近いのはこのキットかもしれない。
ただ、遠目から眺めると、上半身のゴツさが却ってイイ雰囲気を出している。

おすすめは…

これは好みによって分かれると思うので、全部揃えて眺め比べるのが良い。

スタイリッシュな出立ちが好みなら、グフ(Ver.1.0)

グフ(Ver.1.0)シュッとしてはる

とにかくグフカス好きなら迷うことなくグフカスタム

グフカスは漢のロマン

アニメ版が好みなら、グフ Ver2.0

アニメなVer2.0

グフ Ver2.0は、MS-07A初期量産型に換装できる。

MS-07A グフ初期量産型
右手ヒートロッドなし、左手機関砲なし通常拳

おまけ

Ver.1.0のヒートロッド組立中、軸になるリード線が途中で切れた。
ノォ〜〜〜ッ!